2016年7月13日水曜日

7月7日の活動報告

7月7日🎋は、カントによる『純粋理性批判』の読書会を開きました。
今回は『純粋理性批判』の序論(緒言)の内容を確認しました。
  • ア・プリオリな認識は一切の経験に関わりなく成立する認識、経験的認識は経験によってのみ可能な認識、純粋認識はア・プリオリな認識のうち経験的なものを一切含まない認識
  • 分析的判断は述語Bが主語Aの概念のうちにすでに含まれているような解明的判断、総合的判断は述語Bが述語Aに結びついてはいるがAの概念のそとにあるような拡張的判断
  • 純粋理性の本来の問いは「ア・プリオリな総合的判断はどのようにして可能であるか」
  • 純粋理性の批判は、純粋理性の源泉、限界を判別する、純粋理性のための予備学


■次回の活動
  • 日時:2016年714日(18002000
  • 場所:教養学部406学生研修室
  • 内容:読書会
  • テキスト:カント 著『純粋理性批判』(Ⅰ 超越論的(先験的)原理論 第一部門 超越論的(先験的)感性論)
テキストは出来る限り各自で用意してお越し下さい。どなたでも参加可能です。お待ちしております。
(文:沖田)

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